お勧めの映画 :「モブスターズ」&「パブリック・エネミーズ」

ハワイでは大抵の家庭にケーブルテレビが普及していて、毎日映画が盛りだくさん流れている。波のない日には、ずっと家にいても楽しい。 私はコメディーやノンフィクション映画が大好きだけれど、「ゴッドファザー」シリーズはかなりお気に入り。何度見ても飽きない映画ってすごい。 昔の映画って効果音が少なく、演技と言葉に重みがあるし、マフィア映画ってとても味がある。 最近似たような映画を2本見て、これらを見るとマフィアの歴史がとってもよく解る。その名も「モブスターズ」と「パブリック・エネミーズ」。 「ゴッドファザー」がフィンクションの一方、2本ともノンフィクションで本当にあった話!特にモブスターズの主人公であるチャーリー"ラッキー"ルチアノは、「20世紀を創り上げたトップ20」とタイムマガジン社に挙げられるほどのパワフルな存在で、彼の仲間も全員生き延び、すごい成功を遂げている。 時代背景を古い順に並べると、 ①モブスターズ(1910年代~)②パブリック・エネミーズ(1930年代)③ゴッドファザー(1940年代~) なので、モブスターズから見るともっと楽しいかも。 モブスターとは英語で、マフィアに所属している人やマフィアのような活動をしている個人のことを指す。現代では「マフィア」というほうが一般的に通っているけれど、もともとは「モブスター」と言っていたらしい。 もうひとつのパブリック・エネミーズは、1930年代のアメリカの有名銀行強盗であるジョーン・ディリンジャーの話。 現代モブスター映画の「ヒート」や「アメリカン・ギャングスター」を思い出させ、この2本の方がインパクトが強い感じもあったけれど、絵的にはやっぱり味があってカッコ良かった。 これが本物のジョーン・ディリンジャー↓ とっても色気があって魅力的。 これは当時の実際のWANTEDポスター↓ こうやって改めてみると、ジョニー・デップの演技ってやっぱりすごいなぁと思わされる。